Kumiko Bundle Price Sync(以下「本アプリ」)は、Shopify 純正の Bundles アプリで作ったバンドルの親価格を、構成品の価格変更に自動で追従させるアプリです。
構成品の価格が変わる
→ 本アプリが検知する
→ 少し待つ(プランの秒数)
→ 選ばれたポリシーで親バンドルの価格を計算する
→ 親バリアントの価格を更新する
→ 履歴に記録する
なぜ待つのか — 続けて何度も価格を変更したときに、途中の値をそのつど親に反映すると無駄な書き換えが増えます。待ち時間の間に来た変更はまとめられ、最後の1回だけが反映されます。
以下の例では、構成品が 1,000円 × 2個 + 1,620円 × 3個 = 6,860円 のバンドルを使います。
| ポリシー | いつ使うか | 計算 | 例 |
|---|---|---|---|
| M1 — 構成品の合計に一致させる | バンドルに割引を付けず、常に構成品の合計で売る | 親価格 = 構成品の合計 | 親を 6,860円 にする |
| M2 — 割引率を維持する | 「合計から常に10%引き」のように、率で割引を約束している | 親価格 = 合計 ×(1 − 割引率) | 10%引きなら 6,174円 |
| M3 — 割引額を維持する | 「合計から常に500円引き」のように、額で割引を約束している | 親価格 = 合計 − 割引額 | 500円引きなら 6,360円 |
| M4 — 通知のみ(価格を変更しない) | まず様子を見たいとき。既定はこれ | 構成品の合計との差だけを計算する(価格は書かない) | 乖離を表示するだけで、価格は動かさない |
構成品が値上がりしたら(1,620円 → 1,800円・合計 7,400円)
| ポリシー | 更新後の親価格 |
|---|---|
| M1 | 7,400円 |
| M2(10%引き) | 6,660円 |
| M3(500円引き) | 6,900円 |
| M4 | 変更しない(乖離として表示) |
計算結果は端数処理(四捨五入 / 切り上げ / 切り捨て)を適用し、ストア通貨の小数桁に合わせます(JPY は0桁)。
自動更新が止まったときは、ダッシュボードのバンドル一覧に理由が表示されます。理由は7種類です。
| 表示 | 意味 | どうするか |
|---|---|---|
| 自動同期停止中 | そのバンドルのポリシーが M4(通知のみ)になっている | 自動更新したいなら M1〜M3 を選ぶ |
| バンドル構成を解決できません | 構成品の情報を読み取れない(構成品が削除された、非公開になった等) | 「再スキャン」で読み直す。構成が変わっているなら Shopify の Bundles 側を確認する |
| 安全弁の閾値を超えています | 価格の変動率が、設定した閾値を超えた | 意図した変更なら、設定画面で**安全弁の閾値(%)**を引き上げてから反映する。意図していないなら構成品の価格を確認する |
| 現在価格が0円です | 親バンドルの現在価格が0のため、安全弁の判定に使う変動率を計算できない(ポリシーが M1〜M3 のどれでも起きます) | 親にいったん基準となる価格を手で設定し、再度反映する |
| 計算結果がマイナスになります | 割引額が構成品の合計を上回った | M3 の割引額を見直す |
| 割引の設定がありません | M2 の割引率、または M3 の割引額が未入力 | ダッシュボードでそのバンドルを選び、「適用するポリシー」で M2 / M3 を選んで割引率または固定の割引額を入力し、適用する |
| プラン上限超過 | プランのバンドル数上限を超えて追加されたバンドル(先に追加されたものは同期を続けます) | プランをアップグレードすると再開します |
安全弁は「事故を止める」ための仕組みです。 変化率が閾値(既定 50%)を超えると、本アプリは価格を書き換えずに理由を出して止まります。構成品の価格を桁違いに入力してしまったときに、その値がそのまま販売価格になるのを防ぎます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新規バンドルの既定ポリシー | ダッシュボードで個別に設定していないバンドルに適用されます。既定は M4(通知のみ)。M2 / M3 は割引率・割引額をバンドルごとに設定する必要があるため、ストア全体の既定としては M1 または M4 をお選びください |
| 端数処理 | 四捨五入 / 切り上げ / 切り捨て |
| 安全弁の閾値(%) | 変動率がこれを超えたら更新せず、通知のみにします |
同期の速さと履歴の保持期間は設定項目ではありません。どちらもプランによって決まります(設定画面には現在の値が表示されます)。
いつ押すか — 新しくバンドルを作った直後、バンドルの構成を変えた直後。
何が起きるか — Shopify から最新のバンドル構成と価格を読み取り、一覧と乖離を作り直します。商品そのものの価格は変更しません(読み取るだけです)。
スキャンはバックグラウンドで実行されます。しばらくしてからページを再読み込みしてください。
失敗したとき — 黄色いバナーが出ます。文言によって対処が違います。
1. Shopify の Bundles を使っていなくても使えますか?使えません。本アプリは、Shopify 純正の Bundles アプリで作ったバンドルの価格を追従させるアプリです。バンドルそのものを作る機能はありません。
2. インストールしたら、勝手に価格が変わりますか?変わりません。すべてのバンドルは最初 **M4(通知のみ)**になっていて、「このバンドルはいま構成品の合計と◯円ズレています」と表示するだけです。ダッシュボードでバンドルを選び、M1〜M3 のポリシーを設定したものから価格が動くようになります。
3. 商品の組み合わせや数量を、勝手に変えませんか?変えません。本アプリが書き換えるのは、親バンドルの価格だけです。どの商品が何個入っているかという構成には一切触れません。
4. 構成品の価格を変えたら、バンドルの価格も変わっていました。なぜですか?そのバンドルに M1〜M3 のポリシーを設定しているからです。それが本アプリの役目で、構成品の値上げ・値下げに合わせて親バンドルの価格を計算し直しています。何がいつ変わったかは、履歴画面ですべて確認できます。自動で動かしたくないバンドルは、ポリシーを **M4(通知のみ)**に戻してください。
5. 構成品の価格を変えてから、バンドルの価格が変わるまでどれくらいかかりますか?プランによって 10 / 30 / 60 秒です。続けて何度も価格を変更した場合は、途中の値は反映されず、最後の1回だけが反映されます。
6. バンドルの価格が想定と違います。どこを見ればいいですか? 2つあります。
7. 履歴画面の「取り消す」を押すとどうなりますか?その1件の価格更新を取り消して価格を戻し、あわせて、そのバンドルの自動同期を止めます(M4 に戻します)。
自動同期も一緒に止めるのは、止めないと次に構成品の価格が変わったときに再び自動更新され、「戻したのに、また動いた」ことになるためです。意図せず価格が動いてしまったときの緊急停止として使えます。
戻す先は、その1回の更新の直前の価格です。取り消すまでの間にご自身で価格を変更していた場合、その手作業の変更も破棄して直前の価格に戻ります。
8. バンドル数の上限を超えたらどうなりますか?新しく追加したバンドルだけ同期が止まり、先に追加したバンドルは動き続けます。上限を超えた件数は画面に表示され、プランをアップグレードすると再開します。
9. 多通貨のストアでも使えますか?使えますが、更新するのは基準通貨の価格だけです。 Markets の国際価格や B2B の価格リストのうち、市場ごと・取引先ごとに直接設定した固定価格は変更しないため、基準通貨との整合が崩れる可能性があります(為替や調整率で基準価格から計算される価格は自動で追従します)。固定価格を使っているストアには画面に警告を表示します(警告は再スキャン時に更新されるため、固定価格を後から追加した場合は次の再スキャン後に表示されます)。
10. 意図と違う価格で販売してしまった場合は?販売価格の最終的な決定と確認は、ストアオーナーが行うものとします。本アプリは、選ばれたポリシー・端数処理・安全弁の設定どおりに計算して反映するもので、その価格が商売として妥当かどうかは判断しません。
また、すでに成立した注文の金額は取り消せません。「取り消す」で戻せるのは、これから先の価格だけです。
導入時は M4(通知のみ)のまま乖離を確認し、金額に納得してから M1〜M3 に切り替えることをおすすめします(https://kumiko-apps.com/ja/terms 第4条)。
11. アンインストールしたらデータは消えますか?アクセストークンは直ちに削除します。設定と履歴は、Shopify から削除要求が届くまでの間(通常48時間)残るため、その間に再インストールすれば続きから使えます。 削除要求を受け取った時点で、すべて削除します。削除要求が届かなかった場合も、アンインストールから30日以内にすべて削除します。詳しくは https://kumiko-apps.com/ja/privacy をご覧ください。
バンドルを新しく作ったときや、構成を変えたときは、「再スキャン」を押して取り込んでください。新しいバンドルは自動では検知されません。
手順4が分かれ目です。 M4(通知のみ)のままなら価格は動かず、乖離を知らせるだけです。 M1〜M3 に切り替えた時点から、本アプリがストアの販売価格を書き換えるようになります。まず M4 のまま乖離を確認し、納得してから切り替えてください。